![]()
思い当たる症状をクリックすると詳細がご覧いただけます。
急性中耳炎と言われましたが薬を一日飲んだら痛みがなくなったようです。
もう通わなくても良いのでは?
痛みがなくなっても、炎症が完全に消失したわけではありません。
急性中耳炎の炎症が抗生物質や鎮痛剤によってある程度治まっても、
鼓膜の奥にまだ膿が残っているケースが少なくありません。
中途半端な治療は耐性菌(薬が効かない細菌)を増やし、その後の治療を難しくさせます。
耳鼻科医師に完全に治ったと言われるまでは、自己中断せずにしっかりと通院しましょう。
滲出性中耳炎・ちくのう症・アレルギー性鼻炎と言われて
1ケ月以上通院していますがなかなか治りません。なぜですか?
これらの病気は体質や季節性・生活環境等の要因が複雑に絡んでおり、
それらの条件を持ったお子様にとってはなかなか治りにくい病気と言わざるを得ません。
特に冬場はお子様の免疫力が低下するため、治療に難渋します。
通院により耳の環境をととのえたり、噴霧薬を用いて鼻やのどの炎症の悪化を防ぐなど症状を一時的にでも改善させ、慢性疾患に移らないよう予防します。
諦めず、ねばり強く治療を受けることが大事です。
長期間薬を飲んでいますが大丈夫でしょうか?
耳鼻科で一般的に使われている薬は長期投与で安全性が確かめられているものが多く、
副作用が出ない限り、ご心配されなくてもよいと思われます。
また耳鼻科ではちくのう症や滲出性中耳炎の治療の際に、マクロライド系抗生物質(クラリス・クラリシッド)の少量投与療法といって通常の半分ほどの量で長期間服用する治療法が広くおこなわれています。
少量の抗生物質で炎症を抑えたり、体の免疫力を高めたりして病気の治療をおこなうという方法です。
通常は3ヶ月続けることが標準的といわれています。
子供の抗生物質の量が多いのですが大丈夫でしょうか?
小児科に比べ抗生物質の量が多いことを疑問に思われる方もおられますが、
耳鼻科は通常より薬を多くを使うことが比較的よくあります。
(たとえばペニシリンは通常の倍量使います。日本だけでなく、アメリカ等でも同様です。)
理由は飲み薬がなかなか行き渡らない体の端(耳、鼻など)まで充分に薬を行き届かせ、
最近増えてきた耐性菌を効果的に殺菌するためです。
耳に水(プール、お風呂など)が入ったけど大丈夫でしょうか?
一般には、耳に水が入ると中耳炎をおこすと思われているようですが、
実際は風邪が長引いて起こることがほとんどです。
違和感がある場合は、あまり耳を触らないようにして(触りすぎると外耳炎になります)少し様子をみてください。
症状が続く場合は、耳垢がふやけている場合があるので診察を受けてください。
また、慢性中耳炎(鼓膜に穴のあいている)の方は、
汚い水が耳の奥に入ると化膿しやすいので速やかに診察を受けてください。
中耳炎をおこさないようにするにはどうしたらよいでしょうか?
3歳以下の子供は、体の免疫能力がまだ未熟で
耳管(鼻の奥で耳とつながる管)が太く短く、鼻やのどからの炎症が波及しがちです。
そのため鼻風邪が長引くと、中耳炎になりやすいのです。予防策として…
(1)風邪で鼻水が出たらこまめに鼻かみをすることです。
片方の最をおさえて一方づつ順番に鼻がかめるように練習しましょう。
いきおいよくかんだり、両方の鼻をおさえていっぺんにかんだりすると、
鼻の細菌が逆流して中耳に入り、逆に中耳炎の原因となりますので注意して下さい。
(2)黄色い鼻水が3日以上続くときは、早めに耳鼻科を受診すること。
とくに以前中耳炎をおこしたことがあれば必ず耳鼻科を受診するようにしましょう。
(3)規則正しい生括を送り、好き嫌いせずに何でも食べて、体の調子をととのえて、カゼをひかないようにしましょう。
中耳炎をくりかえしたり、なかなか治らないのですが…
集団保育を受けているお子さまは、中耳炎をくり返しおこす可能性が高いので注意して下さい。
特に1歳くらいのお子さまは免疫力がかなり未熟です。
その時期に集団保育を受けられるとどうしても他の風邪を引いているお子さんからもらってしまいます。
その結果せっかく治ってもすぐに(風邪⇒中耳炎)にまでなってしまいやすいです。
短期間で中耳炎をくり返しおこす時は1〜3ケ月、場合によってはそれ以上の休園が必要となる場合もあります。
経済的な面で御家庭にとって困難かもしれませんがお子様にとっては一生の問題となりますので、ご理解していただきたいと思います。
薬を飲んでいたら下痢しました。薬を飲んでいたら湿疹がでました。
どうしたらよいですか?
どちらも抗生物質が原因のケースが多いのですが、念のため全ての薬を中止してすぐに来院して下さい。
下痢は整腸薬や下痢止めを追加することで改善します。湿疹の場合は薬疹の疑いがありますので、今後そのお薬は使えません。薬疹がでたお薬は薬の名称をよく覚えておいて、かかりつけの薬局や、他の病院を受診したときに必ず申告して下さい。
くり返し鼓膜切開をしていますが、大丈夫でしょうか?
鼓膜は再生能力が高いので、ある程度ならくり返し切開を行っても心配ありません。
近頃では抗生物質に対する細菌の耐性化が進み、効き目が弱くなって飲み薬だけではなかなか治らないケースが出てきています。
薬で治らない場合は、切開し膿を出すことが必要です。
急性中耳炎では切開を中止したことによって、髄膜炎等、生命の危険に関わる恐い病気に進展する可能性もあるため、耳鼻科医師に鼓膜切開を勧められたら受けた方がよいでしょう。
幼稚園(保育園)に通っていて薬が1日3回飲めません。
お子様の場合は食後に飲ませることにこだわらなくてもいいので、
薬の飲む間隔を4時間以上開けていただければ、とりあえず大丈夫です。
たとえば、朝(AM8時)・幼稚園から帰った後すぐ(PM3時)・寝る前(PM9時)などです。
ただし、夕方6時まで保育園があるお子様は、
4時間以上の間隔を開けることが困難ですので、診察時にお申し出下さい。
薬が3回飲めないからと自己判断で2回や1回に減らしてしまう方がいらっしゃいますが、
抗生物質を飲んだり飲まなかったりしていると逆に耐性菌を増やして、
治りが悪くなりますので、絶対に止めて下さい。
耳掃除を子供が嫌がってなかなかさせてもらえません。
嫌がるお子様の耳をむりやり掃除するのは大変危険ですので、その場合は止めてください
。
耳掃除の時、普段おとなしいお子様でも、掃除中に急に動くことがあり、決して安全ではありません。
耳掃除は、手前に見えているもので取る自信のあるものだけを取ってください。
それでも取れなかったり、取る自信がなければ遠慮せず、耳鼻科を受診して下さい。
いかい耳鼻咽喉科 大阪府交野市森北1-22-6 磐船合同医療ビル6F TEL:072-810-8711
